アバタのビーナス

今週の彫刻科の塑像課題はオーソドックスな模刻課題でした。
夏期講習などには比較的大きな石膏像の模刻なんかもやりましたが、
今回は小さくて基礎の詰まったアバタのビーナス像です。

生徒達は微妙な量の傾きやねじれにまだまだ反応できずに苦戦していましたね。
どうやら全国の彫刻科受験生の今年の合い言葉は「塑像勝負」のようです。
例年以上に目標を高めて取り組んでいきたいものですな。

今回の写真は昼間部のK.Hさん。
彼女も例外ではなく最後まで量の調整に追われていました。
その甲斐あって、謙虚な観察から印象の良い模刻に仕上がりましたね。